第158回直木三十五賞は門井慶喜氏の『銀河鉄道の父』に決定!
第158回直木三十五賞は門井慶喜氏の『銀河鉄道の父』に決定しました。
「生涯夢を追い続けた賢治と、父でありすぎた父政次郎との対立と慈愛の月日」を描いた、宮沢賢治とその父親の物語です。
門井慶喜氏と言えば、『家康、江戸を建てる』で第155回直木賞の候補作品となったことが記憶に新しいところです。
この作品は徳川家康が江戸に新たな町づくりを始めるに際しての物語で、技術者集団としての、家康配下の人たちについて書かれた、全五話からなる短編の時代小説集です。これまでの歴史小説とは異なった視点で描かれた、かなり読み応えのある作品集でした。
ちなみに、「直木賞」と言えば、下掲のサイトです。
芥川賞、直木賞の講評や裏話など、さまざまな情報満載のサイトで、おすすめです。