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田牧 大和 雑感

1966年東京都の出身で、明星大学人文学部を卒業後、市場調査会社に勤務しながらウェブ上に時代小説を発表していたらしく、2007年に『色には出でじ 風に牛蒡』(『色合せ』講談社)で第2回小説現代長編新人賞を受賞されたそうです。

読んだ作品数は多くはありませんが、コミカルなタッチの中にも詩情を交えているこの作家の文章は読みやすく、ストレスなく読み進めることが出来ます。

『濱次』シリーズ、『三悪人』シリーズ、『とんずら屋』シリーズなどのシリーズものや単発の作品があります。爆発的に人気があるという訳ではないようですが、そこそこ評判もいいようです

[投稿日] 2015年04月14日  [最終更新日] 2015年5月18日
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軽く読める時代小説です。
佐伯 泰英
現代の大ベストセラー作家です。多くのシリーズものを書いておられ、そしてどのシリーズもベストセラーになっています。「居眠り磐音江戸双紙シリーズ」を代表作としてもいいのでしょう。
鈴木 英治
軽く読めて、なおかつ面白いといえばやはりこの人が思い浮かびます。独白に独特のものがあってユニークです。
水田 勁
門前仲町の芸者置屋「紀之屋」の幇間である玉吉を主人公とした活劇小説「紀之屋玉吉残夢録シリーズ」しかありませんが、軽いハードボイルドタッチの読み易いシリーズです。
稲葉 稔
ここしばらく読んでいませんが、この人も読みやすいです。若干キャラの個性が薄いかとも思いますが、お勧めの一人です。
辻堂 魁
まだあまり読んでないので大きなことは言えませんが、「風の市兵衛シリーズ」は主人公が「渡り用人」というユニークな設定で、痛快と言うにふさわしい、とても読み易いシリーズです。