イラスト1
Pocket

夏川 草介 雑感

大阪府出身。信州大学医学部卒。医師として勤務するかたわら、2009年に『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビューした。同作は第7回本屋大賞候補作にも選ばれている(最終的には2位)。(ウィキペディアより引用)

この作家には2015年10月現在、「神様のカルテ」シリーズしか作品がありません。

それでも、シリーズの一巻目は本屋大賞の二位を受賞していますし、各巻とも数十万部の発行数を誇っていますから、その面白さは保証済みと言えるでしょう。

夏川草介というペンネームは、著者の大好きな作家の名前からできている、つまりそれぞれに夏目漱石、川端康成、漱石の「草枕」、芥川龍之介から一文字ずつ取っているとのことで、著者自身、こうしたウィットのあるお医者さんなのでしょう。心地よい感動と、読後感をもたらしてくれるこのシリーズはお勧めです。

お医者さんでありながら小説をもかかれている人と言えば、森鴎外もいますがこの人は別とすると、まずは「 北杜夫」の名前が挙がると思います。次いで、「 渡辺淳一」、そして今の一番は「 海堂尊」でしょうか。そして「 夏川草介」。このほかにちょっとネットを見ると「帚木蓬生」、「加賀乙彦」、「永井明」などの名前が挙がります。これらの他にもいらっしゃるでしょうね。

[投稿日] 2015年04月15日  [最終更新日] 2015年10月22日
Pocket

おすすめの小説

読後感が爽やかな作家

『神様のカルテ』といえばテーマの割に読後感の爽やかさもあると思います。そこで、似たような、とは言いませんが、読後感の爽やかな作品を発表されている作家を集めてみました。
佐藤 多佳子
物語の中に息づく登場人物たちの人物造形がうまく、文章のタッチも軽やかでさわやかな読後感をもたらしてくれます。とくに「しゃべれどもしゃべれども」は心温まる物語で、「一瞬の風になれ」は陸上スポーツに打ち込む若者を描き、さわやかな汗を感じることができます。
小川 洋子
この作家は「博士の愛した数式」しか読んだことは無いのですが、それでも80分しか記憶が持たない数学者と家政婦とその家政婦の息子が織りなす物語は、心地よい感動をもたらしてくれました。
有川 浩
しっかりした構成と、普通の言葉でメリハリよく語られる文章は、とても読み易い作品となっています。「三匹のおっさん」や「阪急電車」など、ユーモアに満ちていながら、小さな喜びが待っています。
重松 清
あすなろ三三七拍子」のようにコミカルなタッチの作品もあれば、「エイジ」のような、中学2年生という多感な青春のひと時を、鮮やかに切り取った作品もあります。
三浦 しをん
非常に読み易い作品を多く書かれています。そして、その作品では様々な職種の人達が、それぞれの世界でもがき、呻吟するさまが、底抜けに明るい文章で、コミカルに描き出されているのです。「舟を編む」では辞書作りの世界での話が、「まほろ駅前多田便利軒」では便利屋が、「神去なあなあ日常」では林業の世界が舞台となり、極上の物語が繰り広げられています。多くの作品が映画化され、好評を博しています。
本

関連リンク