イラスト1
Pocket

金子 成人 雑感

1949年長崎県生まれ。1972年「おはよう」で脚本家デビュー。1997年、第16回向田邦子賞を受賞。主な脚本作品に「鬼平犯科帳」「剣客商売」「御家人斬九郎」「水戸黄門」など多数。『付添い屋・六平太』で小説デビュー。

あの倉本聰に師事していたらしく、『前略おふくろ様』の脚本にも参加していたそうです。倉本聰の弟子だったからというわけではないのでしょうが、師匠も喜んだことでしょう。

この人の書いた脚本を見るとそうそうたる番組が並んでいます。それだけ大物であり、面白い物語の作り方、描き方を知っている、ということですね。

小説は2016年の9月末現在では『付添い屋・六平太』シリーズのみしか書かれてはいないようです。

蛇足ながら、『銀幕維新の会』という市民団体の沿革記事の中に「平成26年7月1日 本会製作委員会により浅田次郎著『輪違屋糸里』(文藝春秋刊)を企画製作することが決定。脚本を『剣客商売』などで有名な金子成人氏に依頼する。」という一文がありました。

ここでの主体、つまり「本会製作委員会」が何を指しているのかが若干分かりにくいのですが、多分『銀幕維新の会』の運動の一環だと思われます。ともあれここで重要なのは、金子成人氏の脚本で『輪違屋糸里』が映画化されるかもしれないということです。楽しみに待ちたいと思います。

[投稿日] 2016年10月02日  [最終更新日] 2016年10月2日
Pocket

おすすめの小説

おすすめの痛快時代小説

わりと軽く読める痛快時代小説をまとめてみました。
とんずら屋シリーズ ( 田牧 大和 )
隠された過去を持つ弥生という娘の「夜逃げ屋」としての活躍を描く、連作の短編集です。痛快活劇小説と言えるでしょう。この作家には他にからくりシリーズという娘が主人公のシリーズもあります。
風の市兵衛シリーズ ( 辻堂 魁 )
主人公が「渡り用人」というユニークな設定で、痛快と言うにふさわしい、とても読み易いシリーズです。
はぐれ長屋の用心棒シリーズ ( 鳥羽 亮 )
主人公は剣の達人だが、隠居の身です。だから立ち回りも時間を経ると息切れしてしまいます。だから、同じ年寄りたちが助け合い、戦うのです。隠居とは言えまだ五十歳代の登場人物です。還暦を過ぎたわが身としては、少しの寂しさが・・・・。他にも剣客春秋シリーズ など、面白い作品がたくさんです。
口入屋用心棒シリーズ ( 鈴木 英治 )
浪々の身で妻を探す主人公の湯瀬直之進の生活を追いながら、シリーズの設定がどんどん変化していく、少々変わった物語です。ですが、鈴木節は健在で、この作家の種々のシリーズの中で一番面白いかもしれません。
居眠り磐音江戸双紙シリーズ ( 佐伯 泰英 )
佐伯泰英作品の中でも一番の人気シリーズで、平成の大ベストセラーだそうです。途中から物語の雰囲気が変わり、当初ほどの面白さはなくなりましたが、それでもなお面白い小説です。
本

関連リンク

【著者に訊け】脚本家・金子成人『付き添い屋・六平太』語る
武士とて例外ではない。わけあって浪人に甘んじ、浅草・元鳥越の借家に妹と暮らす元・信州十河藩藩士〈秋月六平太〉の場合、商家の子女の警護などをして日銭を稼ぐ自称〈付添い屋〉が、現在の飯の種だ。
日本を代表する脚本家が痛快“時代小説”を執筆! - 新刊JP
著者の金子成人氏は昨年、『付添い屋・六平太龍の巻 留め女』で小説家デビュー。小説家としては新人だが、実はドラマ『鬼平犯科帳』『剣客商売』など、デビュー以来の執筆作品本数が400本を超えるベテラン脚本家。
【金子成人】65歳の新人作家が持つ、恐るべきキャリア。石原裕次郎との華麗なる交遊録とは?
『鬼平犯科帳』など数々のテレビ時代劇を手がけた脚本家の金子成人氏が、作家デビューした。そんな金子氏に大御所との交遊録を聞いたところ、北大路欣也や石原裕次郎などの名前が飛び出した!?
【書評】『付添い屋・六平太 龍の巻 留め女/虎の巻 あやかし娘』
本書は、ドラマ『鬼平犯科帳』『剣客商売』『御家人斬九郎』、NHK大河『義経』、朝ドラ『チョッちゃん』などを手がけた脚本界の超大物、金子成人(なりと)さんのデビュー作(2冊同時刊行)です。