イラスト1
Pocket

浅倉 卓弥 雑感

1966年北海道・札幌に生まれる。東京大学文学部を卒業後、大手レコード会社に就職し、洋楽部ディレクターとして勤務。 その後、翻訳会社、雑誌編集部、団体職員を経て現在に至る。2002年に宝島社等主催の第一回 『このミステリーがすごい!』大賞で 『四日間の奇蹟』が大賞・金賞を受賞。 同作品は127万部のベストセラーとなり多くの 「浅倉ファン」を生み出している。(浅倉卓弥オフィシャルブログプロフィールより)

2002年の第一回 『このミステリーがすごい!』大賞を受賞したのがこの作家の『四日間の奇蹟』という作品だということで読んでみました。そしてこの作家の作品は今のところ『四日間の奇蹟』しか読んでいません。

ところがこの作品が素晴らしく、他の作品に手が出ないでいたのですが、そろそろ違う作品も読んでみようと思います。

[投稿日] 2016年09月24日  [最終更新日] 2016年9月24日
Pocket

おすすめの小説

読後感が爽やかな作家

ユーモアに包まれた文章で、爽やかな読後感と少しの感動とをもたらしてくれる作品を書かれている作家さんです。
夏川 草介
シリーズの1と2のそれぞれが本屋大賞のベスト10に入賞している「神様のカルテ」は、信州松本の病院に勤務する内科医の栗原一止の、医者としてのあり方を真摯に見つめながらも、重くなりがちなテーマを、ユーモアに包まれた文章で、暖かく描きだしています。
佐藤 多佳子
物語の中に息づく登場人物たちの人物造形がうまく、文章のタッチも軽やかでさわやかな読後感をもたらしてくれます。とくに「しゃべれどもしゃべれども」は心温まる物語で、「一瞬の風になれ」は陸上スポーツに打ち込む若者を描き、さわやかな汗を感じることができます。
小川 洋子
この作家は「博士の愛した数式」しか読んだことは無いのですが、それでも80分しか記憶が持たない数学者と家政婦とその家政婦の息子が織りなす物語は、心地よい感動をもたらしてくれました。
有川 浩
しっかりした構成と、普通の言葉でメリハリよく語られる文章は、とても読み易い作品となっています。「三匹のおっさん」や「阪急電車」など、ユーモアに満ちていながら、小さな喜びが待っています。
重松 清
あすなろ三三七拍子」のようにコミカルなタッチの作品もあれば、「エイジ」のような、中学2年生という多感な青春のひと時を、鮮やかに切り取った作品もあります。

関連リンク

「それさえもおそらくは平穏な日々」
浅倉卓弥オフィシャルブログ