鈴木 英治

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口入屋用心棒シリーズ(2018年05月20日現在)

  1. 逃げ水の坂
  2. 匂い袋の宵
  3. 鹿威しの夢
  4. 夕焼けの甍
  5. 春風の太刀
  6. 仇討ちの朝
  7. 野良犬の夏
  8. 手向けの花
  9. 赤富士の空
  10. 雨上りの宮
  11. 旅立ちの橋
  12. 待伏せの渓
  1. 荒南風の海
  2. 乳呑児の瞳
  3. 腕試しの辻
  4. 裏鬼門の変
  5. 火走りの城
  6. 平蜘蛛の剣
  7. 毒飼いの罠
  8. 跡継ぎの胤
  9. 闇隠れの刃
  10. 包丁人の首
  11. 身過ぎの錐
  12. 緋木瓜の仇
  1. 守り刀の声
  2. 兜割りの影
  3. 判じ物の主
  4. 遺言状の願
  5. 九層倍の怨
  6. 目利きの難
  7. 徒目付の指
  8. 三人田の怪
  9. 傀儡子の糸
  10. 痴れ者の果
  11. 木乃伊の気
  12. 天下流の友
  1. 御上覧の誉
  2. 武者鼠の爪
  3. 隠し湯の効
  4. 赤銅色の士
  5. 群青色の波

この人の名調子が小気味いい作品だと思います。

おかまチックな同心、奇妙な殺し屋、その殺し屋の想い人としての主人公の妻、更には口入屋の主人や娘たちとの絡み。他でも書きましたが、この作家もキャラクター設定がうまいのです。登場人物の心理描写としての独白も異論はあるかもしれませんが、このひとの文章のリズムとしてとても心地よいものがあります。

面白いのは、この物語は途中から主人公の湯瀬直之進と、その敵役と言っていいものか殺し屋の倉田佐之助との関係性が少々変化していきます。また、南町奉行所定町廻り同心の富士太郎もキャラの変化といってもよさそうな変わり方を見せています。

その意味ではこのシリーズの構成そのものが変わっているとも言えるのですが、これだけ長く続くシリーズではその変化もまた心地よく読むことができました。

この作家の作品では、順番はつけにくいのですが一番だと思います。

[投稿日]2015年04月13日  [最終更新日]2018年5月20日
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