雫井 脩介

イラスト1
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文庫

双葉社

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犯人=“バットマン”を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼びかけ続ける。その殺人犯寄りの姿勢に、世間および警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていた―。犯人に“勝利宣言”するクライマックスは圧巻。「普段ミステリーや警察小説を読まない人をも虜にする」と絶賛された、世紀の快作。(「BOOK」データベースより)

この作家を取り上げる以上まずは「犯人に告ぐ」を取り上げないわけにはいかないでしょう。それほどに面白い。

誘拐事件で一度ミスを犯し被害者の子供の命まで失ってしまうという大失態を犯している主人公が、再び誘拐事件にかりだされます。その捜査が実にユニークで、マスコミを通じて犯人に語りかけるというものでした。

この主人公が結構短気で場所をも考えずに切れてしまったり、実に人間的で、すぐに主人公に感情移入してしまいます。

主人公、主人公が属する警察という組織、警察が利用しようとするマスコミ、そして主人公の上司とニュースキャスターの女性等々の思惑が絡み合い、事件は終結へ進みます。

[投稿日]2015年04月12日  [最終更新日]2015年4月12日
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