城山 三郎

イラスト1
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文庫

新潮社

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「異色の官僚」と言われ、また「ミスター通産省」とまで言われた、佐橋滋という人がモデルだそうで、物語もこの人物の行動を追っているそうです。

先日(2009年)にTBSでドラマ化されたので知っている方も多いかと思います。残念ながらテレビドラマはあまり見ない私はこのドラマも見ませんでした。後で、かなり良かったという評判を聞き、残念に思ったものです。

特定産業振興臨時措置法案、通称特振法案の制定をめぐる通産官僚たちの思惑、行動が描かれています。

高度経済成長期の日本企業の育成のためには官による一定の保護が必要という観点からの法案だそうですが、結局は廃案になったそうです。大学を出て間もなくこの本を読んだのですが、その当時は(今でもあまり変わりませんが)この本の舞台や時代背景、また社会の経済活動の意味が良く分からないまま読んでいました。それでも十分に面白く読んだものです。

一般には全く知られていなかった、官僚と言われる人たちの激務と彼らの仕事に対する誇りは十分読み手に伝わったのではないでしょうか。

小説好きの一読者としてみると、単純に、見知らぬ世界の男達の生き様を的確に描いた物語として面白く読めればいいのであって、事実、とても面白く読みました。

[投稿日]2015年04月12日  [最終更新日]2015年4月12日
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