西條 奈加

イラスト1
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近未来の日本に、鎖国状態の「江戸国」が出現。競争率三百倍の難関を潜り抜け、入国を許可された大学二年生の辰次郎。身請け先は、身の丈六尺六寸、目方四十六貫、極悪非道、無慈悲で鳴らした「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった!ゴメスに致死率100%の流行病「鬼赤病」の正体を突き止めることを命じられた辰次郎は―。「日本ファンタジーノベル大賞」大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

 

6~7年も前に読んだ本なので、殆ど内容については覚えていません。ただ、舞台設定だけはその個性から覚えていました。

[投稿日]2015年12月22日  [最終更新日]2018年12月30日
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