R・A・ハインライン

イラスト1
Pocket

文庫

早川書房

写真は Amazon にリンクしています。

楽天Booksは 楽天Books へ。


1960年のヒューゴー賞受賞作品。

何かと物議を醸した作品です。何より、武力を肯定的に描いている、ということで批判がありました。軍事教練についても同様ですね。また、装丁の素晴らしさなどから、パワードスーツ(強化防護服)のアイデアがあのガンダムの原型となった作品、とも言われ話題になった作品でもあります。

当時は冷戦の只中でもあり、敵役となる異星人が共産主義と重ねあわされる、などということも言われたようです。当時の世界が冷戦状態でベトナム戦争のこともあって、力こそ至上とする「力の論理」が声高に叫ばれていた時期でもあり、また、物語の背景となる社会が兵役の有無で参政権付与に差を設けたりと、「(武)力」を肯定的に描いた本書がやり玉に挙がったのも仕方がないのかもしれません。

「力の論理」は今でも解決した問題とは言えませんが、単純な私は、単純に「面白い」小説という認識で、単純に騒いでいたと思います。(今でもそうですけど。)

そうした背景を持つ物語ではありますが、地球連邦軍宇宙陸軍に入った少年ジュアン・リコが歩兵としてしごかれ、一人前の兵士として成長していく物語で、少年の成長譚としても大変に面白い物語です。映画もありましたが、設定だけを真似た別物ですね。

[投稿日]2015年04月29日  [最終更新日]2015年4月29日
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です