アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほとんどは、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物にとりつかれていたのだ。人間を思いのままに操る恐るべき侵略者と戦うサムたちの活躍を描く、傑作冒険SF。(「BOOK」データベースより)
アイオワ州に降り立った未確認飛行物体を調査しに行った六人の捜査官が行方不明になり、ある秘密情報機関の捜査官のサムが上司のオールドマン達と共に調査に向かうこととなった。
ところが、彼らがアイオワ州で見たものはナメクジのような生物であった。
古典的なSFです。地球外生物により体を乗っ取られる、という設定の元祖的作品らしいです。その生物は体を乗っ取り、記憶や感情までをも操るのです。本書は主人公サムの一人称で語られます。そして・・・。
この本もあまり覚えていません。多分ジュブナイル的な小説ではなかったかとおもうのですが、定かではありません。どちらにしても、SFを楽しむというよりは、アクション小説風の冒険譚としての物語だったと思います。