誉田 哲也

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文藝春秋

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武士道シリーズ(2017年08月01日現在)

  1. 武士道シックスティーン
  2. 武士道セブンティーン
  3. 武士道エイティーン
  4. 武士道ジェネレーション

剣道に打ち込む女子高校生を主人公とした王道の青春小説です。

この作家の他の作品にみられるホラーテイストは微塵も無く、空はどこまでも青く澄み渡っている青春世界です。

これはどの作家にも言えることだと思うのですが、本作品は女子高校生が主人公なのにその心理描写などどうしてあんなによく書けているのでしょう。いや、私が女子高生の心裡が分かる筈もないので、書けていると思われると言うべきなのでしょうか。

私は昔ちょっとだけ剣道をかじったこともあり、個人スポーツ(武道)としては剣道が最高のスポーツ(武道)だと思っているのですが、その剣道の辛さ、素晴らしさ、なども含め良く書けているなあ、と感心するばかりです。

剣道というと、 藤沢周 の『武曲(むこく) 』という作品
などがあります。アル中コーチ矢田部研吾の人間描写と、現代っ子の高校生羽田融(はだとおる)が剣道にのめり込んでゆく姿を描いた作品です。この作品は綾野剛と村上虹郎というキャストで映画化されるそうです。


他方で、若干猟奇的な描写も入る人気の警察小説である『姫川玲子シリーズ』や『あなたが愛した記憶』のようなノンストップホラーも書くのですから何も言えません。

[投稿日]2015年04月19日  [最終更新日]2017年8月16日
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剣道をテーマにしたおすすめの小説

スポーツものの中でも剣道をテーマにしたものです。あまり見当たらないようですね。
武曲(むこく) ( 藤沢 周 )
ラップ命という高校生羽田融(はだとおる)が剣道部のコーチ矢田部研吾から一本を取り、剣道にのめり込んでゆく。高校生羽田融とアル中コーチ矢田部研吾の内面に深く切り込む「超純文学」。明るい青春小説ではありませんでした。
ひかりの剣 ( 海堂 尊 )
主人公は「ジェネラル・ルージュの凱旋」の速水晃一と「ジーン・ワルツ」の清川吾郎であり、それに高階権太を始めとするチーム・バチスタの面々が絡んでくるのですから海堂ワールドが好きな人にとってはたまらない本ではないでしょうか。
九月の空 ( 高橋 三千綱 )
少々古い本ですが、私の若い頃にはまった本です。「五月の傾斜」「九月の空」「二月の行方」という連作中編三作が収納されています。その中の「九月の空」が昭和53年の芥川賞を受賞しました。芥川賞受賞作だからといって堅苦しい作品ではなく、剣道を通して見た等身大の高校一年生が描かれている読みやすい本です。
藍のエチュード ( 里見 蘭 )
未読なのですが、東京藝術大学の剣道部が舞台の物語だそうで、面白そうなので私のメモ代わりに載せておきます。

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