半村 良

イラスト1
Pocket

文庫

KADOKAWA 他

写真は Amazon にリンクしています。

楽天Booksは 楽天Books へ。


本能寺・関ヶ原・幕末そして戦後……日本歴史に記録されているいくつかの動乱期。そこでは必ず謎の〈ヒ〉一族が暗躍したと伝えられる。三種の神器を用い、人智を超えたその特殊能力を駆使して動き回る〈ヒ〉。そして今、時は戦国、一族の長、随風は信長に天下を取らせるべく活動を開始、白銀の矢となって全国の忍びのところへ飛んだ。数百年にわたる〈ヒ〉一族の運命を描き、日本歴史に新角度から壮大な構想で切りこむ著者会心の長編伝奇SF。第一回泉鏡花文学賞受賞作品。

この産霊山秘録も40年くらい前に読んだ本です。
日本の歴史の陰に存在したヒ一族の物語が展開されます。奇想天外なのだけれど妙に納得させられながら読み終えてしまいました。それこそ巧妙な嘘の積み重ねでいかにも真実らしく見せかけて物語が進んでいってしまうのです。

この巧妙な嘘に乗っかって読み終えると、かつてのSFで言われたセンス・オブ・ワンダーにも通じる喜びがあります。それこそが「石の血脈」でも述べた半村良のほら話の面白さなのでしょう。

残念ながら、古書しか見当たらず、書籍の写真すらありません。そこで、上記の写真はKindle版のものを借りています。従って、写真のリンク先はKindle版です。

[投稿日]2015年04月17日  [最終更新日]2015年4月17日
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です