藤沢 周平

イラスト1
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文庫

文藝春秋

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日残りて昏るるに未だ遠し―。家督をゆずり、離れに起臥する隠居の身となった三屋清左衛門は、日録を記すことを自らに課した。世間から隔てられた寂寥感、老いた身を襲う悔恨。しかし、藩の執政府は粉糾の渦中にあったのである。老いゆく日々の命のかがやきを、いぶし銀にも似た見事な筆で描く傑作長篇小説。

「蝉しぐれ」と並んで挙げられることの多い、藤沢周平の代表作のひとつ。

この本を読んだ後はこの作品の舞台となっている小藩は「海坂藩」のことだと勝手に思っていました。しかし、どうも明記されているわけでもなく、そうらしいというほかないようです。

主人公は引退した元用人で、例によって藩の紛争に巻き込まれていくのです。

その人物造形が面白く、隠居爺さんと思ってたら50代前半らしい。何と私より若い。それで、剣もそれなりに使え、体力が全くなくなっているわけでもない設定が腑に落ちました。

[投稿日]2015年04月18日  [最終更新日]2015年4月18日
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