マインド   (  今野 敏 )   2017年12月5日

ゴールデンウィーク明けのある朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。発生時刻はすべて同じ日の午後十一時だった。関連性を疑う第五係は、田端捜査一課長の特命を受けて捜査を開 … “マインド” の続きを読む

霧の果て   (  藤沢 周平 )   2017年12月1日

北の定町廻り同心・神谷玄次郎は14年前に母と妹を無残に殺されて以来、心に闇を抱えている。仕事を怠けては馴染みの小料理屋に入り浸る自堕落ぶりで、評判も芳しくない。だが事件の解決には鋭い勘と抜群の推理力を発揮するのだった。そ … “霧の果て” の続きを読む

塩の街   (  有川 浩 )   2017年11月30日

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だが―「世界とか、救ってみ … “塩の街” の続きを読む

杏奈は春待岬に   (  梶尾 真治 )   2017年11月28日

「春待岬」に建つ洋館。そこに住む少女に、ぼくは一目惚れした。でも、そのときは知らなかった。会えるのが、桜の咲いている間だけだなんて。もちろん、歳をとるのがぼくだけで、彼女が永遠に、少女であり続けることも―“時の檻”に囚わ … “杏奈は春待岬に” の続きを読む

いつまでもショパン   (  中山 七里 )   2017年11月25日

難聴を患いながらも、ショパン・コンクールに出場するため、ポーランドに向かったピアニスト・岬洋介。しかし、コンクール会場で刑事が何者かに殺害され、遺体の手の指十本がすべて切り取られるという奇怪な事件に遭遇する。さらには会場 … “いつまでもショパン” の続きを読む

付添い屋・六平太 鳳凰の巻 強つく女   (  金子 成人 )   2017年11月22日

江戸時代、世の中が停滞してくると、公儀は年号を改めた。天保二年初夏、付添い屋で生計を立てる浪人・秋月六平太は、同居していた妹・佐和の再婚を機に、浅草元鳥越の一軒家から近所の市兵衛店に移り住んでいた。付添いで知り合った訳あ … “付添い屋・六平太 鳳凰の巻 強つく女” の続きを読む

キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇   (  石田 衣良 )   2017年11月20日

誰にだって忘れられない夏の一日があるよな―。高校時代のタカシには、たったひとりの兄タケルがいた。スナイパーのような鋭く正確な拳をもつタケルは、みなからボスと慕われ、戦国状態だった池袋をまとめていく。だが、そんな兄を悲劇が … “キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇” の続きを読む