東京都内でバイクを利用したコンビニ強盗が連続発生。しかも国道246号沿いに集中している。警視庁の覆面捜査チーム“トカゲ”にも召集がかかる。上野数馬と白石涼子は捜査本部が置かれた世田谷署へと急行、新設されたIT捜査専門組織 … “連写 TOKAGE3-特殊遊撃捜査隊” の続きを読む
さすらいエマノン 2016年12月22日
ながい髪に、印象的な瞳とそばかす。ジーンズをはき、E・Nとイニシャルを縫いこれまたナップザックをかかえた少女。彼女の名前はエマノン―四十億年分の記憶とともに生き続ける存在。彼女の身体の中には、『地球』とおなじだけの喜びや … “さすらいエマノン” の続きを読む
戦場のコックたち 2016年12月21日
本書『戦場のコックたち』は、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を舞台にしたあるコック兵の姿を描いた、文庫本で544頁の長編のミステリー小説です。 第154回直木賞、2016年本屋大賞、第18回大藪春彦賞の候補ともなった、ミス … “戦場のコックたち” の続きを読む
禿鷹狩り 禿鷹4 2016年12月17日
本書『禿鷹狩り 禿鷹4』は、『禿鷹シリーズ』第四弾で最終巻となる作品で文庫本上下二巻で619頁にもなる長編の冒険小説です。 『禿鷹狩り 禿鷹4』の簡単なあらすじ あんたの仕事は、ハゲタカを消すことにある。そ … “禿鷹狩り 禿鷹4” の続きを読む
西の魔女が死んだ 2016年12月16日
本書『西の魔女が死んだ』は、文庫本で226頁の長編の児童文学書です。 中学校に進学した一人の少女のひと夏の出来事を描いた、静かな、しかし心に沁みる一冊でした。 『西の魔女が死んだ』の簡単なあらすじ &nbs … “西の魔女が死んだ” の続きを読む
十字の記憶 2016年12月15日
新聞社の支局長として20年ぶりに地元に戻ってきた記者の福良孝嗣は、着任早々、殺人事件を取材することになる。被害者は前市長の息子・野本で、後頭部を2発、銃で撃たれるという残酷な手口で殺されていた。一方、高校の陸上部で福良と … “十字の記憶” の続きを読む
獅子吼 2016年12月15日
時代と過酷な運命に翻弄されながらも立ち向かい、受け入れる、名もなき人々の美しい魂を描く短篇集。(「BOOK」データベースより) 「獅子吼」 「飢えたくなければ瞋(いか)るな。」という父の訓(おし)えを胸に、檻の中で生きて … “獅子吼” の続きを読む
血の収穫 2016年12月13日
コンティネンタル探偵社支局員のおれは、小切手を同封した事件依頼の手紙を受けとって、ある鉱山町に出かけたが、入れちがいに依頼人が銃殺された。利権と汚職とギャングのなわばり争い、町はぶきみな殺人の修羅場と化した。その中を、非 … “血の収穫” の続きを読む
フリーター、家を買う。 2016年12月12日
就職先を3カ月で辞めて以来、自堕落気侭に親の臑を齧って暮らす“甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?やり甲斐って?自問しながら主人 … “フリーター、家を買う。” の続きを読む
富士山噴火 2016年12月11日
元陸自のヘリパイロット・新居見充は3年前の平成南海トラフ大震災の際に妻と息子を失った。たったひとり残った家族―東京で医師として働く娘とは絶縁状態。今は御殿場の養護老人ホームで働きながら喪失と悔恨の念に苦しんでいる。ある日 … “富士山噴火” の続きを読む